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転職のタイミングその1~月末?月の途中?賞与にも注目~

●社会保険の扱いが変わってくる

 


転職が決まったとき、現職をどのタイミングで辞めるかで迷うことがあると思います。


現職および転職先の都合、マナー等のことは別として、どのタイミングが得か?について考察してみましょう⊂(^-^)b


 


月末か?月の途中か?


実はどちらを選ぶかで社会保険の扱いが変わってくるのです。


 


一口に「社会保険」と言っても様々な定義がありますが、ここでは最も「狭い」定義である、「健康保険・厚生年金」のことを指す言葉として使いたいと思います。


この社会保険の保険料が違ってきます。


 


ではまず、社会保険料の算定と徴収がどのような仕組みになっているのかを整理しましょうか!


社会保険料は月を単位として算定され、前月の給与(厳密には標準報酬月額)に対してかかる保険料を給与から控除します。


つまり10月の給与から天引きされている保険料は9月の給与に対しての保険料なのです。


入社した最初の月は、社会保険料は天引きされていなかったはずです。


(まれに法律を無視して当月の給与から控除している会社も存在しますがね・・)


 


そして、保険料がかかるのは「月末まで在籍している場合」です。(※入社した月に退職する場合を除く)


10月末で退職する場合は当然10月分の保険料が発生します。とはいえ、11月はすでに退職しているので保険料を控除できません
このような事態を回避するため、月末退職の際は前月と当月の保険料を給与から一度に控除することが認められています。
つまり10月分は2ヵ月分保険料が給与から引かれるということです。
(会社によっては退職金などから引いてくれる場合もあります)


しかし!10月途中での退職ならば、10月分の保険料はかからないのであります。⊂(^-^)b


 


ん!!では月の途中で退職したほうがいい?


 


いいえ、決してそんなことはないのです。⊂(´A`)⊃


 


 

●結局はケースバイケース

 


A.10月途中に退職、10月中に再就職(社会保険加入)という場合。


 


転職先での給与に対して11月の給与から10月分の保険料が引かれることとなります。


転職先での10月給与は丸々1ヶ月分ではないわけですが、1ヶ月分支払われたものとして保険料は算定されます。
(まあ元の会社の分は保険料がかかっていないわけですからね)


転職先の給与が元の会社の給与より低いのであれば、下旬に退職&再就職すると、ちょっとだけ得かもしれない。まあ、あんまり変わらないと思います ⊂(´A`)⊃


 


B.10月途中に退職、10月中は無職の場合。


 


この場合、国民健康保険と国民年金の保険料を支払わなくてはいけません。


国保の保険料は計算が複雑であり、また自治体によって異なります。ですが、一般的には今まで毎月天引きされていた金額よりも高くなることが多いです。
今までの健康保険の「任意継続」という制度を利用することもできるのですが、こちらも多くの場合は今までの金額より高くなります。
(給与が高い人だと任意継続の方が安くなるという事態もあり得るので、健康保険組合や総務担当などに聞いてみるといいですね⊂(^-^)b)


国民年金の保険料は平成27年度は16,260円です。こちらも毎月の厚生年金の保険料と比べてみるといいでしょう。
(10月については、厚生年金に加入していないということになるので、将来の厚生年金の金額には反映されなくなります。
まあ微々たるものなので、たいていは目先の保険料ではないかと思われます。)


 


ここでお気づきの方もいらっしゃるかもしれないですが、「家族の扶養に入る」というウルトラC(という程でもない)があります。
扶養に入れば、国保を払わなくてよい。配偶者の扶養に入るのならば、国民年金も払わなくてよい。


まあ、配偶者や同居の親くらいならば普通かもしれませんが、別居の親とか兄弟とか怪しげな扶養の届出はいかがなものか(´A`)
正当なものならいいですけれども。


扶養に入れるのならば、月の途中(特に下旬)に辞めた方が得かもしれません。


 


 


こうしてみると、どちらがトクか?なんてことはケースバイケースで、一言で断言できないことがわかると思います⊂(^-^)b


 


井戸端会議の内容を鵜呑みにしないようにしましょう!


断言できる奴はハンパな知識しかありません。


知っていれば知っているほど、樹海に迷い込んでしまう問題なのですから。


 

●退職月に賞与は出ているか?

 


・間を空けずに転職、月給も大差ない。じゃあ切れのいい月末がいいかな!


・月の途中で辞めると月末まで無職、扶養にも入れず、だったら月末までいた方がいいよね!


 


いやいや、必ずしもそんなことはありません。


それが、「退職月に賞与が出ている場合」なのであります。


 


社会保険料は賞与にもかかります。給与と違って、支払われる時に同時に天引きされます。


標準賞与額(賞与の金額から1,000円未満を切り捨てたもの)に保険料率を掛けて算定します。


但し、「月単位で算定」というのは、賞与の場合も一緒です。


つまり、10月に賞与が出て、10月末付けで退職なら保険料は引かれる。


対して10月途中に退職なら、10月に出た賞与からは保険料は引かれないのであります\(´A`)/


※もし引かれていたら会社の事務的なミスということも考えられます。あと、余談ですが所得税と雇用保険料はどっちの場合でも引かれることとなります。


 


これは結構大きな違いとなります。


例えば、健康保険の料率を全国健康保険協会のだいたいの全国平均である10%、厚生年金の料率をH27年9月からの料率である17.824%としましょう。
社会保険料は労使折半でありますので、労働者本人が負担するのはこれの半分。合わせて約14%が本人負担です。


賞与の額が30万円とすると・・・約42,000円!


うん大きい。


50万円だと70,000円!


100万円だと140,000円だ!!!


いや~100万円の賞与、欲しいですね~(笑)


 


妄想しても虚しくなるので、この辺にしておきましょうか。(´A`)


 


もちろん、保険料がかからないということは、将来の年金額には反映されないということです。


しかし、年金はともかく健康保険については保険料を多く払ったからといって、病院での窓口負担が減るわけでもありませんw
傷病手当金や、出産手当金には影響してきますが、それらも月給から引かれる保険料に対してですので、賞与にかかる健康保険の保険料は本当に取られるだけなのであります。


 


国民健康保険や国民年金の保険料がかかったとしても、月の途中で退職したほうが「トク」な場合だってあるのです⊂(^-^)b


 

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